2015年6月の売場作りのヒント

【2015年6月のポジション】

6月の商売は梅雨の状況次第というのが、最近の傾向です。梅雨入りしても空梅雨状態で猛暑、後半には集中豪雨が多発するなど、日によって大きく変化します。また、6月の気温は、ほぼ真夏の気温で推移することが多く、基本的には夏を想定した食の提案が必要です。 ポイントとなるのは「短期間しか出回らない旬商材への対応」と、「梅雨寒で気温が下がった時と晴れて気温が一気に上がった時のメニューの切り替え」の2点です。前者は「青梅、びわ、さくらんぼなど旬の短い商材をいかにタイミングを合わせて売り込むか」、後者は「天候の変化をしっかり把握して、いかにタイミングよく売場を展開をするか」で、これらが月間の売上を左右します。6月は父の日以外に大きな歳時記もなく、「気温&天候」という不確定な要素を加味して販売計画を組み立てていくことが重要になってきます。