「漬ける」のバリエーション拡大

【5月は初夏の旬の宝庫】

6月に入ると、梅酒作り、らっきょう漬けなど王道の「旬を漬ける」提案が主力になります。5月中は、青梅の出回りも少ないため、漬ける容器(瓶類)や氷砂糖、ホワイトリカーなどで構成する「主役のいない『漬ける』売場」がメインになってしまいます。そこで、本格的な梅酒・漬物作りの前に、一足早く手軽に楽しめる「漬ける」提案を実施していくことも必要です。世間では、ピクルスやサングリアなど、手軽に手作りできる漬物や果実酒を作る層が拡大しています。そういった消費者に向け、青梅やラッキョウが本格的に出回る前に、旬の果実・野菜を漬ける売場を提案していきます。

<展開例>
●旬の素材で夏野菜ピクルス 酢、赤唐辛子×パプリカ、きゅうり、ヤングコーン、ミニトマトなど
●初夏フルーツのサングリア 赤ワイン×いちご、キーウイ、アメリカンチェリー、オレンジなど
●話題のフルブラ
 (フルーツブランデー)
ブランデー×グレープフルーツ、パイン、オレンジなど
●スパイシーコチュジャン漬け コチュジャン×玉ねぎ、みょうが、にんにく、生姜など

【5月の売場作りの背景とポイント】

◆5月は初夏の旬の宝庫
5月末~6月は多くの生鮮食品が旬の盛りを迎えます。旬の生鮮食品を使ったメニューは、季節感のある売場提案となります。ピークを迎える旬の生鮮食品は価格が安定するため、購入しやすい食材として、メニューへの出現率も高まります。
これら旬の食品を使ったメニュー提案は、①節約志向に対応した低予算メニューになる、②この時期しか提案できない希少性がある、というメリットがあり、この2点を意識して売場を拡大していくことがポイントとなります。

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