炒め物こそ季節の端境期メニュー

【2月のメニュー対応】

2月4週(20日過ぎ)のチラシを見ていると、パスタやサラダなど春メニューが一気に増加します。
しかしこの時期は、首都圏でも最高気温が10℃に満たないことを考えれば、なかなか春メニューを実施する気にはならないように思います。季節感をあまり感じさせないメニュー・・・ということで、登場してくるのが「炒め物」メニューです。炒め物(ex.肉野菜炒め)は、年間を通して食卓出現率が安定しています。
旬の素材を選べば季節感も出せて、メニューのバリエーションは広がります。「春」に思い切り寄ったメニュー提案で当週の状況を気にするより、実施率の見込めるノンシーズンメニューの「炒め物」を提案していくことで、あったかメニューからの切り替えを図ります。

<展開例>
●春野菜(キヌサヤ、春キャベツなど)を使って 春の野菜炒め
●寒くなった場合も想定したとろみ系の炒め物 八宝菜
●節約、簡便性を強調して 中華の素を使った炒め物中華メニュー

【2月の売場作りの背景とポイント】

◆あったかメニューはいつまで展開?
2月の平均的な最低気温は、首都圏で3℃前後です。昨年の首都圏は、週末に連続して積雪があるなど、まだまだ冬の状況です。ここ数年、各社のチラシを調べてみると、鍋企画が登場しているのはバレンタイン明けの2月3週まで。2月4週からは、焼肉、パスタ、サラダなど春のメニューが、チラシ紙面のメインを飾っいるところが多くなります。
とは言え、売場では鍋メニュー、あったかメニューを軸に商材展開し、まだまだ気温が低いこの時期のメニュー出現率に沿った売りにつながる商材をメインに売場を作っていく必要があります。

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