野菜売場で歳時記を展開

【1月のミニ歳時記を取り込む】

1月のミニ歳時記と野菜売場は結びつけやすく、旬の野菜と共に売場での季節の演出が可能です。
3日とろろ(長芋)、七草かゆ(春の七草セット)は、野菜売場で展開する歳時記の定番ですが、その他の歳時記も野菜売場で展開していくことは可能です。ポイントは、それぞれの歳時記に、野菜を使ったメニューに絡めていくことです。

<一例>
●3日とろろ とろろごはんだけでなく、長芋をスライスした長芋サラダ
●七草 七草かゆの材料訴求+七種のサラダ野菜で作る七草サラダ
●鏡開き おもち+根菜のポトフ風お雑煮
●小正月(女正月) 女性にやさしいヘルシーサラダ
●冬土用 土用のスタミナ、ネバネバ野菜特集(長芋、モロヘイヤ、つくね芋、れんこんなど)

歳時記のいわれと共に「今週の歳時記は○○○」を同じ場所(平台エンド等)で展開し、お客様の目に留まる売場展開でついで買いを狙います。

【1月の売場作りの背景とポイント】

◆1月のミニ歳時記を取り込む
正月以降は、2月の節分、バレンタインまで大きなマーケットはありません。
しかし、1月は3日とろろに始まり、七草⇒鏡開き⇒小正月⇒冬土用と、冬から春に向かう小さな歳時記が次々登場してきます。
日本の季節の風習が見直され始めている傾向にある中、来店されたお客さまの目に留まる演出は、寒い時期の「もうすぐ春」という心境の中では、売場回遊中のお客さまを立ち止まらせる効果があります。
売場作りのポイントは、毎回同じ場所でこれらの歳時期を展開させていくことと、その歳時記にまつわるメニューを併せて提案することです。毎週売場が変わるのを目にして、季節の移り変わりを感じ、商品が変わることで、購買のきっかけを作ります。

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