カツ丼は1月の重点丼メニュー

【1月の簡便メニュー】

1月2週~3週に各社で多く見られる受験生応援企画。「がんばれ受験生」の応援メニューの代表は縁起メニューとしての「カツ丼」。しかしカツ丼は、「受験に勝つ」という縁起メニューでも、受験当日の朝にカツ丼を食べる受験生が多いとは到底思えません。また、前日の夕食にガッツリとカツ丼を食べるというのも、受験前日の体調管理の観点からはあまりふさわしくないような気もします。
とは言え、いろいろな食卓データを見てみると、1月にカツ丼やトンカツの出現率は12月や2月に比較すると高くなっています。プロモーションの影響とは思いますが、カツ丼が受験応援メニューと言うよりも、受験の時期になると食べたくなる季節メニューのようになっているのかも知れません。
1月の重点メニューとして、丼物としての簡便節約要素の高いカツ丼を徹底的に拡大して売り込んでいきます。「受験生応援」よりも「受験勉強時代を思い出すメニュー」としての切り口で1月の季節メニューとして扱っていけば、メニュー出現率が更に高まっていくと思います。

【1月の売場作りの背景とポイント】

◆1月の簡便メニュー
節約志向が顕著になる1月のメニューは、「簡便で皿を増やさない」という切り口も大きなポイントになります。
1月に出現が目立つ簡便系メニューは「カレーライス」、「麺類」、「カツ丼」です。それぞれに背景もあって、プロモーションの仕掛けもあることから伸びるメニューとも考えられますが、いずれも簡便時短で、食器を多く使わないメニューです。これらのメニューを1月の重点メニューとして、バリエーションを増やすことでお客さまの買上率がUPする売場展開を実施していきます。

お悩みのことはございますか?

見積りや相談はすべて無料です。
お悩みでしたらまずはご相談ください。弊社スタッフが対応させていただきます。