元気中華vsひんやり中華

【6月の提案メニュー】

暑い時期の食べやすいメニューとしてたびたび登場するのが中華メニュー。炒め物系の中華であれば、梅雨寒で気温が低くても食べやすいメニューであり、野菜や肉をバランスよく摂取できるというのも6月のメニュー提案として有効です。しかし、この時期の中華メニューは簡便調理の要素が強く、中華料理の素を使った提案が多く見受けられます。炒め物系中華の提案1本だけでなく、生鮮品を多く使うひんやり系の中華メニューと並列させることで、生鮮売場を中心とする「夏中華」を展開します。

<展開例>
●野菜売場(メインで展開) 炒め物用野菜とサラダ野菜を合体させた売場で展開
「ひんやり中華」 例)冷やし中華、蒸し茄子の冷製中華風、棒棒鶏(バンバンジー)など野菜と連動
「元気中華」 例)回鍋肉(キャベツ)、チンジャオロース(ピーマン)、麻婆茄子(なす)など
●精肉売場 豚肉の薄切り、切り落としの売場で中華の素と連動させた展開
●鮮魚売場 えび、いか、シーフードミックスで海鮮系の中華提案(八宝菜、五目やきそばなど)

【6月の売場作りの背景とポイント】

◆6月に提案すべきメニューとは?
6月は気温・天候に左右されるものの、ベースとして考えておきたいのは「6月=夏」ということです。
7月の盛夏時のメニューを展開しても、十分に需要は見込まれます。ポイントとなるのは「食べたくなる&食べやすい」メニューです。夏のメニューと言えば、スタミナ・涼味・スパイシーの3つがキーワード。これらを組み合わせて、週別の夏のメニューを組み立てますが、そこに梅雨寒時の対応として本格的なホットメニューでない「ネオホットメニュー」を準備し、タイミングを見て展開します。さらに、6月にもうひとつ考慮したいのは、気温変化による体調管理。食べやすく、かつ栄養価の高いメニュー提案も欠かせないポイントです。

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